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 NEWS

 最終更新日:2008/5/13
 

2008年5月
展示会出展のお知らせ
第8回日本蛋白質科学会年会(http://www.aeplan.co.jp/pssj2008/)附設展示会に出展いたします。
日時:2008年6月10日(火)〜6月12日(木) 9:00〜17:00(最終日のみ16:00まで)
展示会場:タワーホール船堀 1F 展示ホール

コムギ無細胞タンパク質合成用の試薬・キットおよび合成システムの紹介、さらには新製品の情報等を用意しております。

会場にて皆様のご来場をお待ちしております。

 
 

2007年5月
新製品 卓上型全自動タンパク質合成機 Protemist® DTを国内で本格的販売開始。

昨年10月に開催された理化学研究所 無細胞ワークショップで紹介した新型の卓上型全自動タンパク質合成機『Protemist® DTⅡ』の国内販売を開始いたしました。既に米国では実績を持つ本製品は、前モデル(Protemist® DT)と同様に6mL反応スケールで6 well同時に全自動で転写・翻訳・精製まで可能であることに加えて、1.2mL反応スケールで24well同時に全自動で転写・翻訳までをおこなう低コストでの発現スクリーニングに最適な機能を有しています。
また、専用の反応・精製用カップを開発すると共にバッチ式のアフィニティー精製を採用することにより、精製時の温度コントロール(4℃〜室温)が可能になり、熱に不安定なタンパク質合成・精製に対応可能になりました。本機は、弊社標準タンパク質(GFP等)を合成した場合、6mL反応スケールで約250µg(約70%精製度)また1.2mL反応スケールのスクリーニング用で約100µg(全反応画分)を合成できます。
新製品『Protemist® DTⅡ』の本格的国内販売により、前モデルの『Protemist® DT』の価格を改定しました(詳細は弊社営業部045-500-2119まで)。

 
 

2007年5月
第7回日本蛋白質科学会年会ランチョンセミナーのご案内
<<5月25日(金)ランチョンセミナー開催>>
日程:5月25日(金) 12:15〜13:15
会場仙台国際センター D会場(3階 白橿1) 
プログラム"ランチョンセミナー 7 
小麦無細胞発現系が開く新たな世界
―構造解析から機能解析への応用―"
演題 1『小麦無細胞発現系を用いたたんぱく質の機能解析』
講演者遠藤彌重太(愛媛大学 理事 先端研究推進支援機構長)

演題 2『The new tools for Protein Structure Determination』
講演者Dr.Peter Nollert(Director,Emerald Bio Systems)

※軽食をご用意して皆様のご来場をお待ちしております。
(セミナーの詳細はこちら「PDF」)

 
 

2007年4月
愛媛県立衛生環境研究所においては、H16年度から18年度に愛媛大学との共同研究を実施し、当社の小麦胚芽無細胞タンパク質合成システムを用いて、風疹ウイルスE1抗原の作成とその反応性について研究した結果、小麦胚芽抽出液を用いたE1抗原の調製に成功し、また、診断用抗原としての有用性についても確認しました。
この研究成果は、無細胞タンパク質発現技術を応用したウイルスから直接抗原を調製しない安全で簡便な方法であり、風疹診断薬キットの開発だけでなく、他の感染症診断薬キットの開発への応用も期待されます。

 
  2007年3月

がんの増殖に関する新規解析手法の開発に成功

当社は、大鵬薬品工業株式会社様(本社:東京都 社長:宇佐美 通)との共同研究の結果、がん領域における阻害剤を探索する新しい解析手法の開発に成功致しました。今回の解析手法は、化合物高速スクリーニングのための手法で、その特徴は下記のとおりです。

1) 標的タンパクを含む関連タンパクの阻害剤探索を、高速かつ多検体で、同時に試験できる。
2) 阻害剤の効果が、一連のタンパク質群のどこに影響を与えているか、特異性まで迅速に判断できる。

大鵬薬品工業様は、がんの増殖に関与するタンパク質及び一連のタンパク質群(標的タンパク)を見出し、当社はそれらを試験管内で再構築することにより化合物高速スクリーニング技術を開発いたしました。
今回の解析手法は、特に当社の自動タンパク質合成精製ロボットを使用した「迅速な高活性タンパク質の発現」機能と、当社が新たに開発した高速化・高感度化タンパク質修飾技術を組み合わせることにより可能になったものです。
この研究成果により、がん領域の標的タンパク質群に対する阻害剤の探索が大きく前進するものと期待されています。

尚、今回開発に用いられた自動合成機はProtemist DTで、大鵬薬品工業様はじめ、京都大学様、東京大学様、その他国内の主要研究拠点で稼動しており好評を頂いております。
当社は、小麦胚芽系無細胞タンパク合成技術を活用したタンパク質の機能や相互作用解析のサポートを行っています。更に、阻害剤探索に向け、タンパク質の機能や相互作用の解析手法の開発も行っています。さらに後継機種Protemist DT IIは、米国ウィスコンシン大学で2台採用頂き、NMR解析などに用いられています。
 
 

2007年1月
第79回日本薬理学会年会(2006年3月8日―10日 於:横浜)にて、(株)リバース・プロテオミクス研究所より『ダイオキシン受容体AhRを含む 14種類のbHLH-PASファミリータンパク質を弊社小麦無細胞タンパク質合成システムにより各々あるいは複合体として全長かつ可溶性で発現させ、SPRバイオセンサーを用いた低分子リガンドとの相互作用解析を行った』との報告がなされました。これまで大腸菌等では困難であったタンパク質の発現に、当社の無細胞タンパク質合成システムが活用され、同研究所における研究活動に貢献できました。

 
 

2007年1月
当社はNPO法人バイオグリッドセンター関西(http://www.biogrid.jp/npo/)が推進する研究開発事業の一環である創薬バリューチェインに、正式に参加することになりました。このプロジェクトではコンピュータシミュレーションなどのインシリコ技術を活用して医薬品候補化合物を創出することを目指しており、この仕組みの中のたんぱく質の発現・精製分野での活躍が期待されています。従来の系では発現に難のあるもの、また短時間で発現ができる無細胞の利点を活かして実証研究がさらに進んでいくものと思われます。

 
 

2007年1月
日経バイテク2007年1月2日号の特集記事「2007年新春展望今年のバイオはこうなる」に愛媛大学教授兼弊社取締役の遠藤彌重太氏のコメントが掲載されましたので下記にご披露致します。

ポストゲノム時代の無細胞タンパク質合成システム   愛媛大学教授遠藤彌重太

 ヒトをはじめ多種生命体のゲノム解析が進展し、膨大な遺伝情報が蓄積してきている。DNA構造解析から得られる情報は、しかし、タンパク質を構成するアミノ酸の結合順序であり、言わば単語のスペルが判明するだけで、それらの意味については不明のことが多い。  従って、DNA巻物に記載されているドラマを繙くため、また、優れた生物機能を産業に利用するためには、先ず、生物種に対応した遺伝子情報解読用の辞書作成が必要となる。
 遺伝子情報を基に試験管内でタンパク質を生産できる無細胞タンパク質合成法は、このための有用な手段となるだろう。中でも、コムギ胚芽無細胞系は、高品質タンパク質のハイスループット生産にその特性を発揮することから、次の研究段階となるタンパク質ネットワーク解析に向けても強力なパワーを発揮するだろう。
 E. Buchnerの生化学を完成させるとともに、コンピューター中に生命体を構築しようする新規生物学分野(Digital Protein Biology)の創成などを夢見ながら、日本発の実用的な無細胞技術をベースとしたタンパク質解析基盤技術の確立を目指したい。

『日経バイテク』2007年1月2日号SPC2006123143580から転載

 

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